酒井形成外科 美容皮膚科ユニット
 

酒井形成外科美容皮膚科ユニット >> リジェンACR法

 

 
再生医学という言葉を御存知でしょうか。再生医学というのは人体の組織で胎児期にしか形成されず、もし、その組織が欠損した場合に二度と再生されないような組織を機能回復または再生させる医学のことです。
たとえば、何らかの事故で腕が切断されたとしましょう。このままでは傷跡から腕が生えてくる事はありません。つまり、腕は無くなったままということです。
もし、医学が発達してなんらかの治療が行われ、再度腕が発生してきたとしたら、この治療は再生医療といわれるのです。あくまで極論ですが。
再生医療は臓器培養、多能性幹細胞利用、自己組織誘導等があります。
自己多血小板血漿注入療法(PRP療法)は、この自己組織誘導を利用した再生医療といえるのです。
 
【INDEX】
 

自己多血小板血漿注入療法(PRP療法)(リジェンACR法)の治療適応

リジエンACRは、次のような人に最適です。

  1. 顔の皮下組織コラーゲンの増加によるタイトニング
  2. 法令線(鼻唇溝)やマリオネットラインの緩和
  3. 目の下のたるみしわ
  4. めじりのしわ(カラスの足跡)
  5. くちびるの老人様しわ
  6. おでこのしわ
  7. ニキビあと(あばた)
  8. 顔のちりめんじわ
治療を繰り返すことにより、肌の張りや皮膚の厚さが増し、若返り効果が
みられます。(リジュビネーション)
 

自己多血小板血漿注入療法(PRP療法)(リジェンACR法)治療の実際

スイスリジェンラボラトリー社のキット、または滅菌済みの試験官や採血管を利用します。


リジェンラボラトリーキット
無菌的に採血をします。
採血した血液を特殊試験官に入れ遠心分離します 。
分離した血液
分離した血液から上澄みの一部を破棄し残った血漿に血小板を混ぜ、多血小板血漿(RPR:platelet-rich plasma)を作成します。
上澄み破棄後の多血小板血漿
専用注射器に取り分け準備完了
あらかじめ患者様の皮膚に表面麻酔を施します。麻酔は塗布後30分ほど待ちます。
7.5%キシロカインゼリーの塗布
サランラップで密封するかペンレステープを貼り付けます
 
注射器で多血小板血漿を必要なところの皮下に浅く注射していきます。
1セットで4〜5cc程度です。
表面麻酔とエンジェルニードルという極細の注射針を使用しますので施術中の痛みは少ないのです。
目安は、両目の周りゾーン、おでこゾーン、両頬ゾーン、両法令線から口周りゾーン、それぞれが1セットでできる範囲です。
〈術前〉
目のまわりの小じわに対し自己多血小板血漿(リジェンACR)を注射しました。
〈術後〉
こじわがの深さや数が低下しています。
 

リジェンACR法の治療期間

1回の治療で3〜6ヶ月効果が持続するといわれています。繰り返して治療を続けると肌の張りや小じわ弛みが改善するようです。またアンチエイジングとしての治療も大いに期待できます。

リジェンACR法の価格(消費税込み)

1セットあたり(4〜5cc) 15万円
2セットあたり(8〜10cc) 25万円
 
コラム 血小板血漿注入療法(リジェンACR法)は何が、すごいのか!

人の体には自分の細胞を新しく再生したり、癌細胞のように突然変異で悪化してしまった細胞を自分で殺すような作用があります。ところが人には老化という現象が存在するのです。つまり細胞の新生が少なくなったり、悪化した細胞を排除できなくなったりすることなのです。
細胞化学や生化学の分野ではこの老化という現象を遅らせる科学技術を模索しています。これが再生医療の一分野です。
たとえば、いままでは癌治療といえば外科的にこれを切除するか、副作用の強い抗がん剤の投与あるいは放射線治療が一般的です。しかし、人それぞれ若い頃には自分で癌をやっつける因子や細胞を持っていたはずなのです。これがさぼりだすから「癌」になってしまう。そこでふたたび癌に対抗できる細部を再活性化する。こんな治療も再生医療の一環なのです。
血小板血漿注入療法(リジェンACR法)は、こんな再生医療の応用なのです。
血小板にはPDFG, FGF, EBF, VEGF, など血管の新生やコラーゲンの生成を促し、創傷を治癒させる因子が多数発見されています。皮膚を切ったりして血が出るような怪我をすると、その傷口に最初に集まるのが血小板です。この血小板には傷を自分で治すというシステムの最初の段階を指示するからです。
これに最初に気付いたのは1998年Robert  Marxです。骨の再生を促すのに血小板血漿注入療法(リジェンACR法)を利用したのが評判になり、いまでは歯科領域ではあたりまえの治療になっています。とくにインプラントでこの治療法を利用したクリニックが人気がでて評判になったのは有名です。
形成外科領域でも皮膚潰瘍の治癒促進にこの評判治療法を利用しています。
これが美容皮膚科や美容外科領域にアンチエイジング治療として利用されないわけはありませんが、この治療法の理由は近代医学の粋である再生医療の知識が使われているのです。

 
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